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大阪哲学学校 会員・参加者の皆さま

 

今後の催しをご案内いたします。

 

7月は、岡野八代さんの『ケアの倫理』の読書会です。3人の方から「私はこう読んだ」とそれぞれの問題意識や読み方のポイントを発言いただき、それを呼び水にして全員で意見交流できればと思います。ですので、お読みになってのご参加を推奨いたします。

対面とリモートの併用で実施いたします。

 

 

読書会「岡野八代『ケアの倫理」を読む

 

  

私たちは誰しも、(そして「自然」も)「脆弱な傷つきやすい(vulnerable)」存在であり、誰かに「ケア」されなければ十全に生きることができない。しかしながら「ケア」は長く「女の役割」であり、それ故「価値の低いもの」だとされてきた。そして今、私たちが生きる世界は「権力と暴力」を手にした強者によって深く傷つけれている。

 岡野八代『ケアの倫理 フェミニズムの政治思想』は、フェミニストたちによって磨かれてきた「ケアの倫理」構築の歩みとその可能性を丁寧に論じている。

暴力が支配するこの世界を生き延びるために、どのような思想が必要なのか、「ケアの倫理」は今までの知の枠組みを変える、問い直しの倫理である。

 

今回は3人の「読み方」を入り口に、参加者の方々の声が重なり合った、「もうひとつの政治」の姿を探したい。

 

 〈発言者〉銘苅千栄子さん/松岡千紘さん/木村倫幸さん

 

◯日時:7月13日(土)13:30~17:00

 

◯場所:西宮市民会館 3階小会議室303

 

 場所がいつもの西宮勤労会館とは異なります

 

  (阪神西宮駅から徒歩すぐ、チラシの地図参照)

 

◯参加費:対面 千円、リモート 5百円

  ※リモート参加費は5回参加ごとにご請求させていただきます

 

◯参加方法:対面参加は当日会場にお越しください(予約不要)

 

 リモート参加は前日までにメールでお申し込みください

 

     zoomの参加URLと当日の資料をお送りします

  

     申し込み先:oisp@mac.com

 

 ※できるだけ、岡野八代『ケアの倫理』(岩波新書)を

 お読みの上、ご参加ください。

お知らせ

 

本サイトの「情報の広場」のページに、お知らせをいただいた個人やグループの催し案内などを掲載しています。どうぞご覧ください。

 

最新情報

・「21世紀を考える会」7月学習会 7月14日「私が生きてきた大阪の労働界〜全港湾労組を中心に〜」

 *福島区民センター

 

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